沿 革
日本聖公会仙台基督教会信徒
(故)ルカ今泉民吉設立の
財団法人白石庵敬神会の事業として開設
昭和53年9月30日 | 学校法人聖ルカ学園設立認可 |
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昭和53年12月12日 | 幼稚園設置認可 |
昭和54年3月24日 | 落成式 |
昭和54年4月1日 | 開園 |
平成元年10月18日 | 創立10周年記念式典 |
令和元年10月18日 | 創立40周年記念式典 |
聖ルカ幼稚園のなりたち
ルカ今泉民吉がドイツに医学留学中、散歩をしていると、道端にりんごが落ちていました。そこにひとりの子どもが通りかかりました。きっと拾って持っていくだろうと見ていた民吉の考えとは違い、その子はりんごを塀に並べ始めます。「だって、神様が見ていらっしゃるよ」と。民吉はその子の行動の根底に息づいているキリスト教の存在に気付き、感銘を受けます。見えるものだけを信じるのではなく、やわらかい心を持つ幼少期にキリスト教に触れることにより、愛・許し・助け合う心を育むと考え、幼稚園を創りました。
聖ルカ幼稚園ではその民吉の意志を引き継ぎ、日常の保育の中でもお祈りの時間(神様とお話しする時間)を大切にしています。
助け合う心
とする意欲
大切に
働く身体
忍耐する心
当園では5つの「心の教育」を通して、
昔からある大事なものを見失わないように、
そして新しい時代に合わせた
幼児教育を行っています。
教育方針
本園は、キリスト教の精神に基づき、
学校教育法に定められた幼稚園教育を行うことを目的とします。
教育目標
個々の人格形成に重点をおく、
心の教育を目指しています。
一人ひとりの個性を大切にし、
よりよい方向に伸ばす。
一人ひとりがのびのびと活動をし、
心と体のたくましさを伸ばす。
一人ひとりが主体的に行動をし、
その夢と可能性を伸ばす。
一人ひとりが、神様の愛を知り、
人間性を豊かに伸ばす。
自然遊びと共に、四季折々の遊び、
たくさんのかかわりの中から
食と人間関係を学ぶ。
複数担任
人間形成の基礎づくりとして、大切な幼児期。一人ひとりの子どもにしっかりと目が行き届くように、また子どもの個性を十分に発揮できるように、クラスの人数を少人数で構成しております。さらに、クラス担任は、「1クラス複数担任制」をとり、安心して通園できる環境を整えております。
たてわり保育
満3歳児から5歳児までみんな一緒に過ごしています。クラスの中は、まるで本当の兄弟姉妹のように家庭的であたたかい雰囲気があふれています。異なる年齢のかかわりの中で、相手の立場や相手の思いを考える機会を経験します。
週に1回と行事前の年齢別の活動もあり、同年齢同士の学びも大切にしています。
徒歩通園、バス通園
親子で自然に触れながら歩くことは、心の豊かさと体のたくましさを育てます。毎日園に足を運ぶことによって、園や、保護者同士の情報交換ができ、よりよい関係の基礎づくりとなります。
遠距離通園の方々のためにバスによる送迎もいたしております。
自然とのかかわり
金剛沢市有林、治山の森、畑、遠足などを通じて、体を鍛え、自然の美しさ、不思議さ、やさしさに感動し、命あるものへのいたわりの心を育てます。
手作りアルバム
世界に1つしかない、その子だけの卒園アルバムです。
入園から卒園までの成長の日々が、ぎっしり詰まっています。行事だけでなく、日常生活の様子をおさめた写真1枚1枚に先生からの言葉が添えてあります。愛情いっぱいに育った日々は一生の宝物です。
食育を推進
たくさんあそんで体を動かすと自然とおなかがすきます。
「おなかのすくリズム」をもって過ごせるようにしています。嫌いなものをなくすよりも好きなものを増やすこと、大好きな友だちと手作りの食事を一緒に食べるたのしさを味わい、育むことを目標とします。
食は人と人とを繋ぎ、経験や学びを豊かにする要素が盛りだくさん。
日々の生活の中で作り出される食の体験は、子どもの五感をフルに稼働させる機会でもあります。